飲食店にホームページは必要?いらない?
「グルメサイトにもInstagramにも載せているし、ホームページまでは要らないのでは」。飲食店のオーナー様からよくいただく相談です。実際、ホームページがなくても繁盛しているお店はたくさんあります。この記事では、ホームページが必要かどうかを判断する基準を、なくても困らないケースとあったほうがいいケースに分けて整理します。

結論:必要かどうかは「お店の目的」で決まる
飲食店にホームページが必要かどうかは、業態や立地よりも、これから何を増やしたいかで決まります。常連さん中心で満席が続いているお店と、新しいお客様や予約を増やしたいお店とでは、答えが変わるからです。
まずは、ホームページがなくても困らないケースから見ていきましょう。
ホームページがなくても困らないケース
- 常連さん中心で、席が埋まっている…新しいお客様を積極的に増やす必要がなければ、優先度は高くありません。
- 予約を受けていない、受けられない…立ち寄り型で予約を取らないお店は、Googleマップの情報を整えるだけで十分なこともあります。
- 情報がほとんど変わらない…メニューや営業時間が長年変わらず、Googleビジネスプロフィールで正しく表示できているなら、急ぐ必要はありません。
ホームページがあったほうがいいケース
1. 団体・貸切・宴会の予約を増やしたい
幹事さんは、料金・人数・コース内容・個室の有無を事前にしっかり確認したいものです。グルメサイトのページでは伝えきれない詳しい情報や写真を載せられるのが、ホームページの強みです。
2. グルメサイトの手数料を下げたい
グルメサイト経由の予約は、人数や来店に応じて手数料がかかるのが一般的です。店名で検索してくれた「すでにお店に興味がある人」を、自前の予約窓口(公式LINEや電話)に案内できれば、そのぶんの手数料を抑えられます。詳しくはグルメサイトに頼らない飲食店の集客入門をご覧ください。
3. テイクアウト・ギフト・通販を伸ばしたい
商品の写真と価格、注文方法をまとめて載せられるので、店内飲食以外の売上をつくるときに役立ちます。
4. 求人をしたい
働く人は、お店の雰囲気や考え方を事前に知りたいものです。スタッフ募集のページがあるだけで、応募の質が変わることがあります。
5. 情報をいつでも正しく伝えたい
SNSの投稿は流れていきます。営業時間・メニュー・アクセス・予約方法といった「いつ見ても正しい基本情報」をまとめて置いておける場所として、ホームページは便利です。
SNS・グルメサイトとの役割分担
| 媒体 | 得意なこと | 苦手なこと |
|---|---|---|
| グルメサイト | 新しいお客様に見つけてもらう | 手数料がかかる。隣に他店が並ぶ |
| 雰囲気や新メニューを伝える | 基本情報が投稿に埋もれやすい | |
| Googleマップ | 近くで探している人に見つけてもらう | 載せられる情報量に限りがある |
| ホームページ | 基本情報とこだわりをまとめて伝え、予約窓口へ案内する | 作るだけでは見つけてもらえない |
| 公式LINE | 予約の受付と、再来店のお知らせ | 友だち登録してもらうまでが大変 |
どれか一つに頼るのではなく、「見つけてもらう」「確かめてもらう」「予約してもらう」「また来てもらう」の役割を分けて組み合わせると、無理なく集客が回ります。
作るなら、最低限そろえたい5つの内容
- メニューと料金…写真つきで。コースは人数と価格の目安も。
- 店内の写真…席の雰囲気、個室の有無、最大人数がわかるもの。
- 営業時間・定休日・アクセス…Googleマップの埋め込みと、駐車場の案内も。
- 予約方法…電話・公式LINEなど、迷わず予約できる導線を目立つ場所に。
- よくある質問…子ども連れ、アレルギー対応、持ち込み、キャンセルの扱いなど。
最初は5ページ前後で十分です。費用の目安はホームページ制作の費用相場と内訳で解説しています。
スマートコネクトは「作ったほうがいいか」の判断からお手伝いします。必要がなければ、Googleマップの整備だけをおすすめすることもあります。カフェ・飲食店のデザインサンプルもご覧いただけます。
飲食店向けのご提案を見るよくある質問
新しい投稿で雰囲気を伝えるにはInstagramが向いています。一方で、営業時間・メニューと料金・アクセス・予約方法のような「いつ見ても正しい基本情報」は、投稿に埋もれて探しにくくなりがちです。基本情報の置き場所としてホームページを持つと、役割を分けられます。
新規のお客様に見つけてもらう場としては、グルメサイトは今も強力です。ただし、ページの形式が決まっていて、隣に他のお店も並びます。店名で検索してくれた人に、お店のこだわりをじっくり伝えたり、手数料のかからない予約窓口に案内したりするには、自前のホームページが役立ちます。
席数が少なく、常連さん中心で予約も埋まっているなら、急いで作る必要はありません。団体・貸切・テイクアウトの注文を増やしたい、グルメサイトの手数料を下げたい、といった目的があるなら、小さなお店ほど効果を実感しやすいです。




