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電話に出られない接骨院・整体院のLINE予約

施術中に電話が鳴っても、手を止めて出るわけにはいかない——。接骨院・整体院ならではのこの悩みは、LINEでの自動受付を取り入れることで解消しやすくなります。この記事では、電話予約の機会損失がなぜ起きるのかから、LINE予約の導入手順、無断キャンセル対策、患者さんへの案内方法、そして広告規制への配慮まで、初めての方向けに順番に解説します。

施術中の電話、その1本が機会損失に

施術中に電話が鳴っても、患者さんの体から手を離すわけにはいきません。留守電に気づいて折り返したときには、相手はもう別の院を予約していた——。接骨院・整体院の先生から、こうしたお悩みをよく伺います。

結論からお伝えすると、この機会損失はLINEでの自動受付で減らしやすくなります。施術中でも営業時間外でも予約希望を受け取れる「窓口」を、患者さんのスマホの中に持てるからです。

予約の主役は、電話からネットへ移りつつあります。隣接業界の例ですが、リクルートの調査「美容センサス」では、女性の美容室予約はネット予約の利用が増える一方で、電話予約は減少傾向にあると報告されています。今の美容室を使い続ける理由としても「ネット予約できる」ことが上位に挙がっており、予約のしやすさは新規だけでなくリピートにも影響しやすい要素になっています。同じ「体のケアで定期的に通う店舗」である接骨院・整体院も、この流れと無縁ではいられません。

LINE予約なら「出られない時間」も自動で受付

使うのは、公式LINE(LINE公式アカウント。お店・事業者用のLINE)です。予約の流れはシンプルです。

  1. 患者さんが院のLINEを「友だち追加」する
  2. トーク画面下のリッチメニュー(常に表示されるボタン型メニュー)から「予約する」をタップ
  3. 希望日時をトークで送ってもらう、または予約フォームに入力してもらう
  4. 先生は施術の合間にまとめて確認し、確定の返信をする

大事なのは、「受付」と「返信」を切り離せることです。電話は鳴った瞬間に出るしかありませんが、LINEなら受付は24時間自動で、返信は手が空いたタイミングで構いません。電話予約との違いを整理すると次のとおりです。

電話予約LINE予約
施術中の対応出られない・手を止める自動で受付できる
営業時間外受付できない24時間受け付けられる
予約内容の記録メモ頼みで聞き間違いもトーク履歴に文字で残る
前日の確認連絡1件ずつ電話が必要メッセージで手軽に送れる
ポイント予約システムを導入しなくても、まずは「トークで日時をやり取りする」だけの運用で始められます。小さく始めて、予約数が増えてきたら予約システム連携に切り替えるのが、失敗しにくい進め方です。

LINE予約の始め方 5ステップ

初めてでも、次の5ステップで受付開始までたどり着けます。

  1. LINE公式アカウントを開設する(無料で開設できます)
  2. プロフィールを整える(院名・住所・営業時間・外観や院内の写真)
  3. あいさつメッセージを設定する(友だち追加直後に自動で届く1通。ここで予約方法を案内)
  4. リッチメニューを作る(「予約する」「アクセス」「営業時間」の3つが定番)
  5. 応答メッセージ(特定の言葉に自動で返信する機能)で、「予約」と送られたら受付用のテンプレートを返すよう設定する

受付テンプレートを決めておくとやり取りが早い

「お名前/ご希望日時(第2希望まで)/気になる部位」のように、送ってほしい項目をあらかじめテンプレート化しておきましょう。1〜2往復で予約が確定しやすくなり、施術の合間の返信でも回しやすくなります。

設定が難しそう…という方へ

スマートコネクトでは、接骨院・整体院向けに公式LINEの構築(リッチメニュー・自動応答・予約導線の設計)を初期39,800円+月額5,800円で代行しています。ホームページ制作とあわせたご相談も可能です。30日間の全額返金保証もご用意しています(適用条件など詳しくは料金ページをご覧ください)。

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リマインド配信で無断キャンセルを防ぐ

LINE予約のもうひとつの大きな価値が、前日リマインドです。無断キャンセルは、悪意ではなく「うっかり忘れ」によるものも少なくありません。前日に1通届くだけでも、思い出してもらいやすくなります。

前日リマインドの例文「◯◯様、明日◯月◯日(◯)15:00からのご予約をお待ちしております。ご都合が悪くなった場合は、このトークにご返信いただければ日時変更を承ります。お気をつけてお越しください。」
「キャンセルしないでください」ではなく「変更できます」と伝えるのがコツです。連絡なしの不来院が「事前の変更連絡」に変わりやすくなります。

リマインドは、初回来店後のフォローにも応用できます。美容業界では、新規のお客さまの多くが2回目の来店前に離れてしまうといわれます。初回の数日後に「その後、お体の調子はいかがですか」と1通送るだけでも、次の来院のきっかけをつくれます。

患者さんへの案内は「会計時のひと言」が最強

友だち追加を増やすうえで、まず取り組みたいのが会計時の声かけです。目の前にいる患者さんに、次回予約の話とセットで案内しましょう。

会計時の声かけ例「次回のご予約、LINEからもできるようになりました。施術中は電話に出られないことが多いので、LINEのほうが確実なんです。よろしければ、こちらのQRコードから登録だけお願いできますか?」
「登録いただくと前日にリマインドをお送りするので、うっかり忘れの心配もありません」と一言添えると、登録してもらいやすくなります。

あわせて、次のような導線も用意しておくと取りこぼしが減ります。

  • 受付にQRコード付きのスタンドPOPを置く
  • 診察券やショップカードの裏面にQRコードを印刷する
  • ホームページやGoogleビジネスプロフィール(Googleマップ上の店舗情報)に友だち追加リンクを載せる

あはき法・柔整の広告制限に配慮した発信を

接骨院(柔道整復師)の広告には柔道整復師法、はり・きゅう・マッサージの施術所にはあはき法(あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律)による制限があります。看板やチラシだけでなく、不特定多数に向けたネット上の発信も、同じ考え方で慎重に扱うのが安全です。具体的には次のような点に気をつけましょう。

  • 「必ず治る」「◯回で改善」など、効果を保証する表現は使わない
  • ビフォーアフター写真や体験談を、誇張した見せ方で使わない
  • 施術内容や対応できる症状の表現が、資格の範囲を超えないようにする

なお、国家資格によらない整体院はこれらの法律の直接の対象ではありませんが、誇大な広告は景品表示法(実際よりも著しく良く見せる表示を禁止する法律)などの問題になり得ます。業態を問わず「効果を保証しない」姿勢は共通と考えておきましょう。

注意広告制限の解釈や運用は、自治体(保健所)によって異なる場合があります。判断に迷う表現は、掲載前に管轄の保健所へ確認するのが確実です。ホームページやLINE配信の文言も、定期的にこの視点で見直しましょう。

その点、LINEは「すでに来院した患者さんとの連絡手段」という性格が強く、予約受付やリマインドなどの事務連絡が中心なら、表現に迷う場面は少なくなります。集客の入口は規制に配慮したホームページとMEO(Googleマップで上位表示させる施策)に任せ、LINEは「せっかくの予約を取りこぼさない仕組み」として役割分担するのがおすすめです。

よくある質問

無料で開設でき、無料プランのまま予約受付を始められます。配信するメッセージ数が増えてきた場合に有料プランを検討すれば十分です。まずは費用をかけずに試せるのがLINE予約の利点です。

できます。トーク上で希望日時を送ってもらい、手動で返信して確定する運用なら、公式LINEだけで完結します。予約数が増えて管理が大変になってきた段階で、予約システムとの連携を検討するとスムーズです。

予約前日に1通が定番です。送りすぎると通知が負担になりブロックの原因にもなるため、事務連絡は必要最小限にとどめ、「日時変更はこのトークからできます」と添えて連絡のハードルを下げるのがコツです。

不特定多数に向けた発信は広告制限と同じ考え方で慎重に扱うのが安全です。効果を保証する表現や誇張した体験談は避け、判断に迷う場合は管轄の保健所に確認しましょう。既存患者さんへの予約受付・リマインドなどの事務連絡が中心であれば、表現に迷う場面は少なくなります。

スマートコネクト
この記事を書いた人:スマートコネクト

名古屋の中小企業・店舗向けに、ホームページ制作・公式LINE構築・MEO対策をワンストップで提供しています。「作って終わり」ではなく、集客の仕組みづくりまで伴走するのが仕事です。

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